寝ちがえ
施術可能な状態:「寝違え」
※当サイトでは起床時に首や肩に痛みがあり頸椎運動が制限された状態を「寝違え」とします。
寝違えの主な症状
・首を動かすと痛い
・通常より首が回らない
・首をまわす角度が大きくなるほど首の痛みが増す
主な原因
・頸椎の位置の変化
・肩や脇周りの筋肉の伸縮
施術内容
寝違えは肩や脇周りの筋肉の伸縮で引き起こる場合と頸椎(首の骨)のズレで起こる場合があります。
A: 肩や脇周りの筋肉の伸縮で引き起こる場合
一方の肩を下にして寝た場合、枕の位置によって肩や脇の筋肉が圧迫される場合があります。この時、脇の内側にある腋窩(えきか)神経も圧迫されます。腋窩神経は首を支える筋肉に繋がっているので、血行不良でシビレると首に痛みがでます。
B: 頸椎(首の骨)のズレで起こる場合
頸椎の位置を正常にする事により痛みを軽減させていきます。
睡眠中に首や頭の位置などの変化により、ある日突然頸椎の位置が痛みを引き起こす状態になることがあります。
これは頸椎の中の神経やそこから枝分かれた神経(神経根)が圧迫されて痛みや痺れを引き起こしている状態です。
図はデルマトームといって、どの神経が体のどの部分を支配するかを示しています。
首の骨の中にある神経が首、肩、腕、手を支配していることが分かります。
頸椎(首の骨)の位置を正常にすることにより首の痛みや手や腕のシビレを軽減させていきます。
湿布を貼ったり、マッサージなどで痛みがあるところの筋肉を伸ばしても根本的な解決にはなりません。
なぜなら湿布を貼ったり、マッサージをしても骨の位置は変わらないからです。
骨の位置を正しくするという事は、つまり神経の通り道を正しい位置にするという事です。